15%OFFクーポン全員にプレゼント COUPON CODE:HAPPY515
  • すべての記事
  • インタビュー
  • 木村カエラとのコラボで話題を呼んだコラージュアーティスト高棹祥太さんインタビュー!公式グッズも販売開始!

木村カエラとのコラボで話題を呼んだコラージュアーティスト高棹祥太さんインタビュー!公式グッズも販売開始!

高棹 祥太 (たかさお しょうた)
アーティスト

1994年9月25日生まれ、大阪府出身。2017年大阪芸術大学卒業。雑誌や新聞を切り貼りして作品をつくるコラージュアーティスト。2016年に行われた JAM 2nd AUDITION ではファイナリストとして、東京レッドブルスタジオに招待され作品の展示をする。また、2017年には NYLON JAPAN 4月号でアーティストの木村カエラとコラボをして話題になる。

公式グッズ発売中

高棹祥太さんのインスタグラム

 

木村カエラとのコラボで話題をよんだコラージュアーティストの高棹祥太さん。今回、Maskii(マスキー)で新たに開始する「アーティストグッズ販売」の第一弾として高棹さんの作品がプリントされたモバイルバッテリーとiPhone手帳型ケースを販売します。そこで雑誌や新聞を切り貼りして作る独創的なスタイルのコラージュアートを始めるに至ったきっかけや、公式グッズ化を受けたときの話までインタビューしました。

Maskii(マスキー)初となるアーティストグッズ第一弾はコラージュアーティストの高棹祥太さん

この度は公式グッズ化の提案を受けていただきありがとうございます。こちらが今回グッズになるものの一部でモバイルバッテリーとiPhone手帳型ケースです。

こちらこそありがとうございます。うわぁテンション上がりますね、普通にかっこ良い!僕の作品って雑誌や新聞を切り貼りするコラージュなのでグッズにするのは向いていないのではと不安だったのですが、細かいところまで綺麗に出ていますね。コラージュで細かい文字とかあったりして、ちいさくなったら汚くなりそうな気がして、でもこれを見て全然そんなことないんだなって安心しました。

モバイルバッテリーってデザインされたものあんまりないじゃないですか。だからこれは絶対欲しい!手帳型ケースはサイズ感もいいですね。フラップがないのもいいですね。

私たちから見ても非常にかっこよく仕上がっていると思います。この作品はどういうテーマでつくったのでしょうか?

モバイルバッテリーにプリントされている作品もiPhoneの手帳型ケースにプリントされている作品も、元々は作品展に出すためにつくった作品です。いつも展示に出す時はテーマを決めるのですが、今回は「赤」と「ストリート」っていう、それでちょっと赤い作品が増えた。展示会でも僕のブースは赤で統一された作品が並んでいてインパクトはあったと思います。僕もつくっていてハマった感じはあったし、実際に展示を見てくれた人にかっこ良いと言っていただいたり評判はよかったのでグッズ化するならこれかなと。

題材はありますか?

固有名詞的な題材は特にありません。テーマは「赤」と「ストリート」に決めていたので、今回はスケーターだと。脳内のイメージを納得いくまで再現していくって感じですね。モバイルバッテリーの作品は腕時計とかスニーカーとかキャップとか目立つところをタバコの銘柄のロゴにしたり、iPhone手帳型ケースの作品は飛んでいる躍動感を出すのに試行錯誤したり、思いの詰まった作品です。

絵の具での色づくりが苦手だった。雑誌のキレイな色をそのまま使えたらいいなで始めたコラージュ

高棹さんはコラージュアートを専門的にやっていると思うのですが、そのきっかけはありますか?

僕は大阪芸術大学出身で、元々は絵を描いていたんですよ。ただ絵具で色をつくるのが苦手でした。そのうえ大阪芸大には周りに絵を描いている人がいっぱいいて、何とかしなきゃなと、周りに埋もれたくないなということをずっと考えていました。それである時、展示会をしようとなったときにみんな絵具で絵を描くんですけど、自分よりうまい同級生がいて、今からやっても勝てない、卒業までに抜かせるかわからないくらい絵具が苦手なのもあって。

どうしようと悩んでいたときにたまたま雑誌を見ながらこんな色を使えたらいいのになあと思ったんですよ。雑誌ってキレイな色がいっぱい並んでるじゃないですか。それで雑誌を破いて、貼ってみたら意外とイケるかもというのが始まりです。

偶然のような発想から始まって、そこからコラージュにハマったという事ですか。

そうですね。出来上がったものを友達に見せたら評判が良かったんです。それで自分もテンションが上がってグループ展に出したりしながら、かっこ良いものできているという自信がついてきたので、世に出してみたら引っかかるのではないかなって思って、学生最後の4回生の夏くらいにコンテストに出しました。そしたらそれがファイルまでいって、ファイナル展示では残念ながらグランプリを取れなかったのですが。

それで東京のレッドブルスタジオで展示させてもらったのですが、雑誌の編集の方が見に来てくれてこれ良いじゃないかとなって木村カエラさんとのコラボにつながります。

木村カエラさんと12月くらいに仕事をしたのですが、掲載が2月と遅かったのでせっかくだから個人的にも宣伝する媒体を持とうということでインスタをはじめました。やっぱり木村カエラさんのパワーはすごくて2月の掲載と同時に一気にフォロワーが増えて(笑)

今ではいろんな芸能人の似顔絵コラージュや個人的にかっこ良いなとか、かわいいなと思うものを自由にアップしています。

コラージュ作品をつくる際は下絵は描きますか?

コラージュをやり始めた当初は描いていました。最近では描かないこともありますね。頭の中のイメージを貼りながら形にしていく。下書きをした方が最終的なクオリティーは上がるかなと思いますが、下書きを無視しているとこもあるので、あってもなくても変わらない感じがします。

ただ木村カエラさんとコラボをさせていただいた時とか、他にも芸能人とかを真似て作ってインスタに載せたりしているのですが、そのときは似顔絵的な要素もあるので下絵は描きますね。ディティールにこだわる必要があるので、影とか結構難しいです。

題材を特に設けていない頭の中のイメージでつくっていく作品に関してはもう頭の中と全く違ってもかっこよかったらいいかなみたいな。良くも悪くも転びますよね。雑誌などから切り取る素材に引っ張られたりしながら最終的に納得いく形に終われば良い。

切り取る素材はどのように選んでいるのですか?

普段は色さえ合っていれば良いので雑誌めくって、これ、これ、と直感で選んでやっています。

ただ最近は時計だけでやっていたりして。

時計だけ?

時計の専門誌とかあるじゃないですか。ああいう雑誌の時計だけ切り抜いて作品をつくったことがあります。つくっている時はすごく辛かったですけど、かっこよく仕上がったので気に入っています。これからはもっと素材にこだわっていきたいですね。

なるほど、これはまたすごい作品ですね。素材の方のテーマと実際に表現するテーマと掛け合わさったときにさらに大きいテーマが出てくる。

これを絵で描いても面白くないじゃないですか。スケーターのイラストを描いている、というだけで。僕もまだそれを貼っているだけなので、今後は素材にこだわって、靴だけで作るとかそこに意味があったら面白いのではないかと思っています。日本の新聞だけで作るとかやってみたいと思う。

雑誌のようにつるつるしたものや、新聞や少年誌のようなマットなザラザラしたものがあると思いますが、そういった質感、テクスチャにはこだわりはありますか?

光っているところは、マットな素材は使いたくないのはあります。逆に沈んでいて影のところが光っていたらおかしいので、そこはマットな黒を使ったり。

素材に関してもいろんな紙があればいいので、例えばデパートなどで自由に取ってくださいみたいなリーフレットとか。結構こだわりがあっていい素材感なんですよ。破ってしまうんですけど…、常識の範囲内で持って帰って…、申し訳ないのですが(笑)

ちゃんと情報を読んでから有効活用ですね(笑)

はい(笑)

「軸がなくて自己満足の域から出られていない」アーティストとしての葛藤

素材感・質感というのはコラージュ独特の表現と言えますね。始まりは芸大の中で埋もれたくないという想い、デッサンの世界にはうまい人はいくらでもいるということでコラージュに可能性を見出して作り始めたら面白くなっていった。今ではこれだけ作品をつくってきて、どう変わりましたか?

まだインプットとしているものが少なくて、もっと色々吸収たいと思っています。毎回その時によってテーマを決めてつくっているので、軸となるコンセプトがまだはっきりしていないところがあります。アーティストとしての核がまだフワフワしているというか。

影響を受けたアーティストはいますか?

ソール・バスは好きです。作品集とか初めて買った人ですね。昔の映画のポスターとかかなり作っていますよね。映画のオープニングのタイトルをソールバスが変えた、って言われています。ヒッチコックとかプレミンジャーとか。誰も注目していなかったところをソール・バスは変えたんです。それってとてもかっこ良いなと思って。実は絵がかっこ良いんですよソール・バス。イラストがかっこ良い。

「かっこ良い」という感覚はすごく意識しているように感じます。

憧れですね。今回の作品のテーマもストリートってかっこ良いなというのが始まりですし。僕は考え方の規模が小さいんですよ(笑)かっこ良いなと思ったのを作りたい、かわいいなと思ったら作りたい、その程度のことで始めているので。

いつか自分もアーティストとしての軸みたいなものができて作りたいものが見つかるかなと思っています。今は自分が作りたいものを作って、それを完全に再現できる技術を磨いておけば何かやりたいと思ったときに技術が足りないということにはならないじゃないですか。そんな感じで続けていたら最近では何個か賞をもらえたりはしてきたので、これからどうしようかなと悩みはあります。

作りたいものを作って表彰されるって最高じゃないですか。

とてもありがたいことです。

自分のやりたいことと、見てくれる人との感性がうまい具合にぶつかっている証拠でしょうね。無理にテーマを固めるのではなく、いつか自然と固まるだろうと。

そうは思っているのですが、固まるイメージが全然できていなくて。これ!みたいなのが。

いろんな展示会でご一緒する方たちの話を聞いていると、みなさんそれぞれ作る理由があるのですが、僕は自分の自己満足の域から出られていないなと痛感します。誰が見ても笑顔になれる作品を作りたいとか、海外に行って貧困の町で活躍したいとか、そういう人たちを見ていたら自分がゆるく感じてしまうことはあります。

今やりたい表現で評価をきっちりされているので、無理に固める必要はなさそうに感じますが。

それは本当にありがたいことですし、やめる気もないですし、このまま続けていこうとは思うのですが、悩みながらやっていたらいつか、自分も納得出来て、周りにも驚かせるようなものが作れるのかなと考えています。

これからの活動について

今後はどのよな活動をしていく予定でしょうか?

以前、作品が増えてきたなということで個展をしました。身内で2日しかしていなかったのですが、130人くらい来てくれました。すごくやり甲斐を感じられたのでまた個展は開きたいですね。

そのとき初めてグッズっぽいものとしてポストカードは作ったんですけど、記念に買ってくれる人も結構いました。あの時に今回みたいなモバイルバッテリーとかiPhoneケースとかあればもっと喜んでもらえたかもしれないので次はこれを!

それは良いですね、ぜひやりましょう!

あと大きい作品をつくりたいですね。自分史上最大サイズの作品をつくりたい。今回のグッズにしたこの作品は、僕的にはかなり大きいサイズだと思ったのですが、展示場に飾ってみたらもっと大きい人がたくさんいたので、僕の作品がちっちゃく見えて。

切り取る素材も大きい方が面白いんですよ。多分作ります。もうちょっとで。楽しみにしてください。

楽しみです!

将来的にはギャラリーも持ちたいですね。作品もつくり続けたいですが、自分が有名になればギャラリーにも人は来てくれると思います。「高棹祥太のギャラリー」というのがあれば、自分の作品と一緒に他のアーティストの作品も展示をして、来てくれた人に見てもらう。それこそ今の僕くらいの年齢の人にどんどんチャンスが広がればいいなと思います。常に自分の作品を見てもらえる空間としてのギャラリーであり、自分が良いなと思った人を呼べる空間です。まだまだ先の話だとは思っていますが。

人の作品を見て羨ましがったり嫉妬することが多いので。そういうかっこ良いものをずっと見ていたいし、いつまでもそういう刺激がほしいですね。まあ変わるとは思いますが。わからないです。今はそう思っていますね。

微力ですがグッズ販売などで応援させていただければ。

すみません、ありがとうございます。

非常に内容のあるインタビューになりました。本日はありがとうございました。

本当ですか、良かったです!ありがとうございました。グッズもすごくかっこ良く仕上がったので是非みなさん買ってください!