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攻殻機動隊の世界で撮影したかの様なサイバーパンクな写真を撮るクリエイター「キツネツキ」さんインタビュー!公式グッズも発売開始!

キツネツキ (オオギシトモヒロ)
フォトグラファー/映像クリエイター

兵庫県神戸市出身。

SFの世界、特に1980年代のサイバーパンクな世界を写真で再現しているフォトグラファー。ミュージシャンのMV制作を行う映像クリエイターとしても活動中。自身の出身地であり、SFアニメの金字塔「攻殻機動隊」のモデルとなった神戸を舞台に撮影したサイバーパンクな写真集「STAND ALONE」を2018年に発表。Maskii でもその作品の一部をプリントしたアクリルフォトを販売中。

公式グッズはこちら

キツネツキさんのインスタグラムはこちら

 

SF、特に1980年代に確立されたサイバーパンクの世界を写真で再現している新進気鋭のフォトグラファー「キツネツキ」さん。別名義の映像ユニットFocha!ではミュージシャンのミュージックビデオをつくる映像クリエイターとして活動するなどマルチに活躍するクリエイターです。この度、彼の代表作をプリントした公式グッズの販売をMaskiiで始めることとなり、作品のことや日々の活動のことなどインタビューしました。

攻殻機動隊・MATRIX、憧れのSFの世界、サイバーパンクな世界を再現したい

キツネツキさんの作品はどれも特徴的で魅力を感じます。公式グッズとして販売するアクリルフォトとの相性がぴったりですね。

ありがとうございます!Maskii(マスキー)さんの商品ラインナップを見たときに一番ピンときたのがアクリルフォトでした。想像していたより発色が良くてびっくりしています。普通に欲しくなりますねこれは。

アクリルに入ったことで発色がより良く感じるんでしょうか?不思議な感覚です。すごいなー。

今度また写真集を売るためのコミケみたいなイベントがあるんですけど、それに向けて写真のテーマに合うグッズを色々試行錯誤しているところでした。紙に印刷するだけではなく、もっと立体感が出るものを探していて、その点このアクリルフォトはバッチリですね。やっぱり普通じゃないものを作りたいというのはすごくあって、他にも全面プリントのTシャツとかステッカーの販売をする予定です。

こうしてMaskiiさんの公式グッズとして販売もできるなんて嬉しいです。ぜひSF好きな人に買っていただいて、部屋に飾ってほしいですね。

ありがとうございます!SFの世界を再現しているんですよね。

そうです。昔からSFの世界観が好きで、写真でそれを再現しようと作った「STAND ALONE」という写真集があるんですけど、その写真集から抜粋したのがこのアクリルフォトの作品です。

ちなみにこの写真集は私の出身地の神戸ですべて撮影しました。神戸って漫画版「攻殻機動隊」の舞台になっていたり、私が再現したいSFの世界観、サイバーパンクな世界をつくるのにすごく適した街なんです。

サイバーパンク?

はい。私は1980年代SFのジャンルである「サイバーパンク」の世界が大好きで、それを再現したくて写真で作品をつくっています。ネオンや信号などの光線が入るところでシャッタースピードを落として撮影した写真をRAW現像の過程で色のズレ、色収差を利用することでサイバーパンクな雰囲気を出しています。

なるほどすごいですね。ここまで思い切って加工をしているフォトグラファーさんの話はあまり聞いたことがありません。

私の作品はめちゃくちゃイジりますよ。撮って出しの撮影データはこんな感じですからね。

こうすればサイバーパンクになるという感覚が染み付いているのでRAWの段階でがっつり色補正して、最終Photoshopで追い込みます。

絶景の写真とかなら出来るだけ自然な表現が求められるのかもしれませんが、私の場合はサイバーパンクな世界を表現したいので、表現したいものを再現するためならどんな加工だってします。場合によっては月や星を足したりもしますよ。

この写真だって神戸の街の明るさでここまで星空が綺麗に撮れるはずがありません。月もこのアングルやサイズ感で見えることはないですよね。加工することで再現できた神戸なんです。

私は神戸で生まれ育ったので敏感に感じるのかもしれませんが、神戸ってすごくバーチャルな感じするんです。震災があって、失われてしまった理想郷を追い求めて進んでいるというか、「お洒落な街・デザイン都市KOBE」という理想を追い続けているがあまりSF映画の「MATRIX」のような、人間を理想に閉じ込め育成する機械のようになっているんじゃないかと。そういった神戸の不気味な部分こそ魅力だと感じるので、私が写真という手段でサイバーパンクに変換する。これがこの作品の発端です。

フィクションだからこそ憧れを抱くことがありますし、私にとって神戸はこういうイメージの街なので、私の作品を見て神戸に来てもらえたら嬉しいですね。

なるほど、話を聞いていると実際に攻殻機動隊やMATRIXのようなSFの世界に入って撮られた写真に見えてきますね。非常に面白い。この作風になったのはいつからですか?

2年前ぐらいからです。学生時代は映像の大学に通っていて、当時からSFが好きでSF映画をつくりたかったんですけど技術的にも予算的にもなかなか難しくて、でもやっぱり作りたいなと思っていたときに写真ならできるかもと思い立って始めたのがきっかけです。

手応えはどうですか?

んー日本ではあまりこういうサイバーパンクな作風の写真ってなくて、まだまだ浸透していないのが現状です。海外では結構人気のあるジャンルのひとつなんですけどね。インスタグラムのフォロワーも外国人の方が多いですし、そこは課題です。

ただ逆に言うとこれから伸びる可能性は十分にあるということです。きっかけひとつで爆発するとも思っていて、例えば今度公開される「スパイダーマン:スパイダーバース」という映画があるんですけど、この世界観もサイバーパンクなんですよ。

こういうのは追い風になると思うし、どんどん突き詰めていきたいですね。

インスタグラムも頻繁に更新されていますね。

毎日アップするようにしています。何がきっかけになるかわからないので、地道に続けていますね。

たまに外国の観光客の方からDMが来て、写真撮ってよって直接依頼をしてくる人もいます。観光写真をサイバーパンクに、アートっぽく撮りたいんでしょうね。今はスマホで簡単に綺麗な写真が撮れる時代なので、普通の観光写真には飽きて来ているのかもしれません。そういうところにも可能性はあるかなと思っています。

tofubeatsなどメジャーアーティストのMV制作にも携わる映像クリエイターの一面も

フォトグラファーとして特徴的な世界観の作品を発表されていますが、普段は映像クリエイターとしてミュージックビデオをつくっていると聞きました。

そうです。大学を卒業してからずっとフリーで映像を撮っています。

私が大学を卒業した頃はちょうどCanonの5D MarkⅡが出て一眼レフでも映像が撮れるということになった時期なんですよ。そうすると私のようなフリーでやっていたり学生とかにも仕事がくるようになって、映像業界の過渡期だったんじゃなかと思います。そういう時代の流れもあって、映像の仕事を続けてきました。今は「Focha!」という映像ユニットをやってるんですけど、主にミュージシャンのMV(ミュージックビデオ)の撮影をしています。

インディーズバンドからの依頼がほとんどで予算も少ないんですけど、学生時代映画の勉強をしていたのもあって、企画から撮影、納品までワンストップで提供しています。学生時代は映画が撮りたくても脚本を書くのが苦手だったんですが、MVに関してはいわば楽曲が脚本みたいなものなので、それをもとに構成して撮影すればいいので向いていたのかもしれません。

特に印象的な作品はありますか?

MVをちょこちょこ撮っているうちに、映画を撮ってみないかっていう企画をいただいたことがあるんですけど、プロデューサーの一存で予算が足りないから終わりにしましょうと頓挫してしまった経験があります(笑)

その時はかなりフラストレーションが溜まっていたんですけど、そのもどかしさを全てぶつけて撮った作品は今でも印象に残っていますね。memento森の「eS」っていう曲のMVなんですけど、当時まだドローンの規制がそこまでされていなかったときに、ドローンを飛ばしている人にも協力してもらって撮影したMVです。

映画で撮る予定だったひたすらループするというアイディアを持ち込んで1日で撮りきった作品で、当時まだこういったストーリー仕立ての作品を撮れる人が少なくて、特にインディーズで予算がないのにクオリティが高いということですごく評価をしていただきました。

これを1日で撮影ですか!?

そうです。基本的にインディーズバンドのMVは1日でやり切らないと予算が足りませんから。

別の業界でも例えば知り合いにVシネマの製作に関わっている人がいるんですけど、2週間で2時間の作品を撮影していたりしますから、そう言う話を聞くと3分の作品を1日で撮るぐらいやり切らないとダメだなと思います。贅沢は言えません。

インディーズバンドを支える縁の下の力持ちですね。

MVを担当して、そのアーティストが駆け上がっていく様子を間近で見ることができるのはこの仕事ならではだと思いますね。

実際に目の前で駆け上がっていったアーティストはいますか?

有名なアーティストだとtofubeats(トーフビーツ)でしょうか。「水星」という曲でカメラ監督のようなポジションを担当しました。ちょうどいいタイミングでtofubeatsに関われたので、こうやったら売れていくんだというのを間近で見られていい経験になりました。

あとメジャーに行ったアーティストだとCöshuNie(コシュニエ)、パノラマパナマタウン、ライブ映像でキュウソネコカミとかも手伝いました。結局楽曲がよくないとMVも見てもらえないので、個人的にいい曲書くなとか、考えて作品をつくっているなと思うアーティストとどんどん仕事をしていきたいですね。

フォトグラファーとしてだけでなく映像クリエイターとしてもご活躍されていて驚きです。今後はどのような活動をしていく予定ですか?

活動拠点を神戸から東京に移すので、それはひとつのチャレンジだと思います。映像に関してはこのままミュージシャンを中心にやっていく予定です。

写真の活動でいうと、来年に台湾で「WONDER FOTO DAY(台北國際攝影藝術交流展)」っていう写真の大きなイベントがあるんですけど、そこで作品を出そうと考えています。インスタグラムで海外のフォロワーが多いこともあって一度海外に出したいと思っていました。台湾は日本に比べてアート作品を購入する文化があると聞いていますし、いい機会なので参加してみたいですね。

その時に販売するグッズとしてもMaskiiさんのアクリルフォトはいいですよね。インパクトあると思います。

ありがとうございます!Maskiiの商品を海外で販売したことはないので是非協力させてください。

ありがとうございます!ぜひ、お願いします。

海外でのご活躍、楽しみにしています。本日はありがとうございました。

はい、こちらこそありがとうございました!アクリルフォトをMaskiiさんで販売開始しましたので特にSF好きの方、是非ご購入ください!